12月11日(月)、外務省の官僚であり岸田総理大臣や外務大臣の中国語通訳も務める仲谷明洋 主査(外務省アジア大洋州局中国・モンゴル第二課)を講師にお迎えし、外交の最前線での様子、外務省の仕事内容、外国語学習や異文化交流などについて幅広くお話をしていただきました。冒頭、中国語と英語で挨拶された仲谷主査は、高校生に伝えたいこととして、「失敗を恐れない」「成長のチャンスをつかめ」「楽しんだもの勝ち」という3つのメッセージを送られました。そのうえで、グローバル社会で仕事をするうえで、1つの専門分野を持つこと、2つの外国語を操ることの大切さを話してくださいました。その他、首脳会談では英語が堪能な首脳であっても母国語で発言すること、日中間の食事のマナーの相違など、様々なことをわかりやすくお話してくださり、あっという間に講演が終了しました。その後に開かれた、希望者を対象とした座談会では、外交や外国語学習について生徒からの質問が尽きませんでしたが、1つ1つ丁寧に答えてくださいました。
【生徒アンケートから感想】
- 写真や動画にうつる仲谷さんが、堂々としていて、積み重ねてきた努力がその芯を作っているのだろうと思った。
- 「失敗」との向き合い方をよい意味で変えてみようと思った。
- 外国語を学習するうえで母国語の大切さを強調されていたこと、「筋トレと外国語学習は裏切らない」という言葉が印象に残った。
- 英語以外の外国語にも興味を持ってみたいと思った。

①講演冒頭は英語と中国語での発言でした。

②外国語学習についてのアドバイスをいただきました。

③高校生に一番伝えたいとおっしゃるメッセージ3つ。

④終始笑顔で、わかりやすい具体例を交えた講演が続きます。

⑤生徒代表から素晴らしい講演に対するお礼を申し上げました。

⑥座談会では、さらに多くのお話を伺うことができました。

⑦質問が絶えず、座談会終了後も質問したいという生徒が多く残りました。